ここまでHTMLについて簡単に説明してきましたが、HTMLは勉強するだけではなく、実際に自分で『この部分の記述をこうやって変更するとこう表示される』という事を身をもって体験しなければ、マスターすることは難しいでしょう。
そこで、これから自分でHTMLを書いていく上で、凄く為になるツールを紹介しておきます。
正しい文法をチェックするツール
使い方は、URLに調べたいページのURLを記述するか、DATAに直接HTMLをコピペするか、HTMLファイルを読み込むなどしてからチェックのボタンを押すだけで、簡単に該当HTMLの間違っている部分を指摘してくれます。
間違っている部分は、解説を読みながら自分で修正をしていきます。解説を読んでもわからない場合は、そのことについてネット検索をすれば、説明してくれているサイトがみつかるので、そういったサイトも参考にしながらHTMLを修正して下さい。そうすることにより、自然とHTMLの使い方についての知識が深まっていきます。
また、このツールを使うことにより、正しいHTMLをマスターすることができます。正しいHTMLを使うことは、多くの人が(多くのブラウザで)閲覧しやすいホームページ環境を作る手助けとなるので、取り組むことをお奨めします。
ホームページは、使っているパソコンのブラウザ環境などによって表示のされ方が変わります。例えば、最も多く使われているインターネットエクスプローラー(IE)だけをみてもIE6とIE7で同じホームページを表示した時にIE7ではちゃんと表示されているページがIE6で見てみたら右メニューが下にずれてしまっているなんてことはよくある話だと思います。
こういったデザインの崩れは、スタイルシート(CSS)が原因の場合がほとんどですが、HTMLであってもそういったことをなるべく防ぐために正しいHTML文法でホームページを作成するということが重要な要素となってきます。
このように、ホームページ運営やweb制作をする人にとって、このツールは、HTMLを勉強する面においても正しいHTML文法を記述する面においても非常に役立つツールだといえますので、ブログをカスタマイズした後やHTMLの記述間違いを探す際には、とても便利ですので、ぜひ活用してみて下さい。